キヤノン フラッシュカプラーF と ニコン ガンカプラー AS-1 |
「ニコン ガンカプラー AS-1」はガンカプラーという名称だがフラッシュカプラーである。
ニコンFには薄い灰色のフラッシュガン用の文字通りのガンカプラーがあったが、このAS-1はニコンFとF2用になる。
キヤノンF1にもAS-1と同じようなタイプの「フラッシュカプラーD」があったが、
これはファインダーの上にアクセサリーシューが来る「フラッシュカプラーF」である。
キヤノンF1とニコンFのアクセサリーシュー |
キヤノンF1やニコンFのようにファインダーが着脱式の機種は、巻き戻しノブ部にホットシューを設けていることが多かったが、
シューの形状が特殊になるため、このような一般的なシューに変換するアダプターが用意されていた。
Nikon F + AS-1 |
AS-1の取り付けは、外側のロックリングを回して開口部を開き、巻き戻しクランク部のアクセサリーシューの後方から差し込み、
外側のリングを回して開口部を閉じてロックすればいい。
キヤノン フラッシュカプラーFとアイピースリング-2 |
「キヤノン フラッシュカプラーF」にはファインダーに固定するためのアイピースリング-2が付属する。
アイピースリング-2はラバーが貼ってあって、元のアイピースリングよりも厚みがあるので、取り外しが容易になる。
Canon F1 + Flash Coupler F |
取り付けはファインダー接眼部のアイピースリングを外し、巻き戻しクランク脇の溝にフラッシュカプラーFを後方から差し込み、
アイピースリング-2でファインダーに固定する。
Nikon FとCanon F1 |
「フラッシュカプラーF」は巻き戻しクランクを覆わないので、装着したままフィルムの巻き戻しができる。
ニコンにはシューの部分が巻き戻しクランクよりも前になり、クランクを覆わないF3用のガンカプラーAS-7があった。
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