2025年4月4日

x761 * 片隅に






Fuji X-E4
Fujinon XF18-55mm F2.8-4
SILKYPIX Developer Studio Pro11

2025年4月2日

JBL 4312Aを上下逆さまに?

JBL 4311A

JBL 4310は1971年に発売された小型モニタースピーカーで、上にウーファーがあり、
下にスコーカーとトゥイーターというユニット配置になっている。
これはミキシングルームの窓の上など、高い所に設置することが前提となっているからで、
このユニット配置は4311でも同じである。

4312になって上にスコーカーとトゥイーター、にウーファーというユニット配置になる。


JBL 4312A

4312はホームユースを前提としているので、床置きのときウーハーが下になるようにユニット配置された。
けれど4312でも上にウーハーがくるように、つまり上下逆さまに設置する方が望ましいといわれることもある。

これは使用されている30cmコーン型ウーファーが、フルレンジユニットのような性格を持つためで、
クロスオーバー周波数が4310、4311、4312共に1.5kHzと高めに設定されていることや、
ウーハーの円周に沿ってスコーカーとトゥイーターを配置し、フレレンジに近づけていることからもわかる。

つまり4312も4310、4311と同じようにフルレンジユニットのような働きをして、
スコーカーとトゥイーターは補助的に働くのだろう。
4312Aはクロスオーバー周波数が1.1kHzと少し下がっているのでウーハーの性格も持つのだろうが、
YAMAHA NS1000の500Hzと比べると高いと思う。


JBL 4312A 逆さま

そういうことでJBL 4310を床に設置して使うときも、ウーハーは上のままにするのがいいそうだが、
かといって今使っている4312Aを逆さまに設置して使おうとは思わない。
ロゴが逆さまになるのが見た目にも不安定で落ち着かないのと、普通の置き方で不満のない音で鳴っているからだ。

ちなみに、最新モデルの4312Gでは640Hzになっているので、一般的なウーハーと言えるのだろう。