Ortofon SPU Classic GM |
- 型式:MCカートリッジ
- 出力電圧:0.2mV(1kHz、5cm/s)
- チャンネルバランス:1dB
- チャンネルセパレーション:25dB以上(1kHz)
- 周波数特性:20Hz~20kHz +4 -1dB
- 内部インピーダンス:2Ω
- コンプライアンス:8x10-6cm/dyne
- スタイラス:丸針
- 適正針圧:3〜5g
- 自重 31g
MCカートリッジの原点でもあるSPUを復刻したMC型カートリッジで、赤いケースが印象的。
ステレオカートリッジSPUは1959年に放送局などの業務用途として発売され、SPUの意味は「Stereo Pick Up」の頭文字である。
Ortofon SPU Classic GM |
SPU GとかGEと呼ばれることが多いが、丸針がGM、楕円針がGME、トランス内臓がGTというのが正式型番のようだ。
SPU Classicは、このMC型カートリッジの原器であるSPUの忠実な復元モデルだが、
ベークライト製Gシェルの復元は難しかったようで、メタル製になっている。
SPU Classic GM裏面 |
スタイラス側はグレーの樹脂製で赤文字でMADE IN DENMARKと記されて、
DIAMOND17の略であるDIAM.17は丸針を表しているようだ。
シリアルナンバー |
シリアルナンバーは、スタイラスエレメントの脇に彫られているが非常に見にくい。
保管が良くなかったのか塗装が縮んでいる |
一度は使ってみたい、SPUアナログレコードに刻まれた音を残らず引き出してくれるカートリッジで、
モダンジャズやスタンダードボーカルも、MMカートリッジで聴いたときとは一味違うサウンドで味わえる。
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