2021年5月15日

Fuji XF27mm F2.8のフードとキャップ

Fuji XF27mm F2.8のフードとキャップ

Fuji XF27mm F2.8 R WRにはドーム型フードと被せ式のフードキャップが付属しているが、
パンケーキタイプのレンズには、一般的なフードよりもドーム型フードの方が厚さが増さなくていいのだ。
このフードは金属製で何の印字もされてなく、39mm径のねじ込み式なので他のレンズにも流用できるのがいい。
フードキャップはきっちり嵌めると取り外しにくそうだが、下部に少し溝があるので爪を引っ掛ければ簡単に外れる。


XF27mmとX1のドーム型フードの内側

今手元にあるLeica X1にもドーム型フードを付けている。
このX1のフードは、フィルターを内側に取り付けることができるのだが、
XF27mmのフードは、そうなっていないのが残念である。


フィルターの上にドーム型フードを付ける

XF27mmにフィルターを付けた時は、その上からドーム型フードを付けるということになり、
少し出っ張るのだが、もちろんケラレが生じることはない。
ただ、フィルターの構造によっては、フードを最後までねじ込めないものがあるので注意が必要である。
上の写真のシルバーのフィルターはガラスの留めリングが厚く、フードをねじ込めなかった。


XF27mmのフードキャップ

フードキャップはビニール製の柔らかいタイプで、オリンパスPEN EES-2のような昔のコンパクトカメラによく使われていた。
金属製の被せ式レンズキャップより安っぽく感じるが、このようなレンズにはいいのだ。


ビニール製のキャップ

今あるレンズを調べてみると、意外にビニール製のキャップが付いているのである。
上の写真の左からジュピターのレンズキャップ、ズマロンのレンズキャップ、ズミクロンのフードITDOOのフードキャップ、
ヘクトールのレンズキャップがそうだった。
純正ではなく後から付けたものもあるが、オールドレンズには結構使われているのだ。

XF27mm F2.8のドーム型フードとフードキャップは別売されているので、画角に注意すれば、
フィルター径39mmのレンズに使うことができる。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    ドーム型フードが付属ですか。
    良いですね。
    確かに、フード先端にフィルターネジきってあれば、尚良しですけどね。
    それにしても、この27mm、全長が短くコンパクトですね。
    フイルムカメラの、40mmF2.8パンケーキレンズを装着した様な。

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    1. こんばんは。
      パンケーキレンズには、このように純正のドームフードが付属しているのがいいですね。
      以前使っていた「Voigtlander S SKOPAR 50mm F2.5」にも、ドームフーデが付属していましたが、
      これはレンズにフィルター用のネジと、フード用のネジが別々に付けられていたので、
      この方式も良かったです。
      フィルムカメラ時代でも、40mmというのがパンケーキの定番でしたが、
      この薄さのレンズは威圧感もなく、気軽にスナップで使えるのがいいですね。

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