2020年6月26日

アサヒカメラ 最終号

アサヒカメラ 2020年7月号

アサヒカメラの休刊が決まって、これが最終号となった。
写真を始めた頃はよく読んでいたものだった。
当時は、カメラや写真の情報はこういう専門誌でないと得られなかったが、今はネットの方がリアルタイムで、
月刊誌よりも早く情報が得られるようになってしまった。

これで最後となる2020年7月号だが、この最終号の特集の一つが「構図は名作に学べ! 」である。
昔から言われていることだが、絵画を見て構図を学べという基本のことで、
ブレていても、ピンボケしていてもいい時があるが、構図は疎かにできない。
ソールライターも絵を描いていて、ブレッソンも画学生だった。
古くはアジェも画家であった。
これほど絵から受ける構図の影響は、大きいということだろう。


私とアサヒカメラ

もう一つは94年の歴史と思い出「私とアサヒカメラ」という最終号では定番の特集であるが、
これはもうアサカメの表紙タイルが楽しいの一言である。

最終号のカメラメーカーの広告はソニーとシグマだけ。
昔は、キヤノン、ニコン、ペンタックス、ミノルタ、コニカ、フジ、リコーなど、たくさんの広告が掲載されていたが・・・
巻末の中古カメラ店の広告と合わせても僅かである。

加えて、カメラ写真雑誌の最後に、カメラメーカーからの言葉がないのも寂しいものだ。

4 件のコメント:

  1. Blues Walkさんのブログを見て、もう最終号が出てるんだ!!と走って買ってきました。
    『私とアサヒカメラ』の特集は、私でも名前を知っている人達ばかりで、読むのが楽しみです。

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    1. 本屋さんへ走りましたか。
      「私とアサヒカメラ」では北井一夫さんの黒いソファが、
      当時の様子を現していて面白いです。
      これでアサカメも休刊ですが、
      オリンパスもカメラ部門を譲渡するようで、
      オリンパス名のカメラは消滅のようですね。
      コロナの影響は大きいです。

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  2. こんばんは^^
    発売日に本屋に走りましたよ。
    最近は3か月に2回くらいの割合で買っていたので残念です。
    カメラメーカーの広告が少ないのが、
    今の状況を如実に物語っていますね。

    ↓ FPのカラーバージョンですね。
    思っていたより涼やかだったのは、
    緑と青という目に優しい系の色でまとめられているからでしょう。
    「もう夏」というタイトルがぴったり! そんな写真ですね。

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    1. こんにちは。
      発売日に買われたんですね。
      最近、読んでなかったので広告が、こんなに少なくなっていて驚きました。
      やっぱり写真業界の不振は深刻なようですね。
      カメラを始めた頃はすべての記事が新鮮で、
      読んでいて楽しかったですが、今は・・(笑)

      FPでイメージされた色よりも涼しげでしたか。
      優しい緑が多いので、爽やかな空気感が感じられるのでしょうね。
      でも、この日は30度 超え、もう十分夏です(笑)

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