2018年2月26日

Leica Summicron 50mm/f2 M 1st Collapsible

Leica Summicron 50mm/f2 M 1st Collapsible

SUMMICRON 50mm/f2 1st 沈胴

  • レンズ構成:6群7枚
  • 絞り:f2-f16
  • 最短撮影距離:1メートル
  • マウント:Mマウント
  • フィルター径:39mm
  • フード:ITDOO、IROOA

ライカレンズの定番のズミクロンで、沈胴タイプは沈ズミと言われている。
ズミクロンは1953年にバルナック型ライカ用のスクリューマウントで製造され、後にMマウントも製造、
沈胴タイプと固定鏡胴タイプがある。


コーティングレンズ

空気レンズで話題になり、解像力のいいレンズということで評価されたが、
ズミクロン神話を作ったのは固定鏡胴のズミクロンである。
前玉2枚を張り合わせず空気層を作りコマ収差を補正したったことで、ライツによって空気レンズと称して宣伝された。


沈胴させるとコンパクトになる

解像度がいいと言ってもカリカリでパサパサの描写ではなく、柔らかいウエットな描写である。
なので、今のレンズほどの解像感は感じられなこともあるが、これがレンズの味なのだろう。
現在のパキパキとした描写になれていると、物足りないかもしれない。


CLのサイズによく合う

ザワザワと感じる描写のレンズもあるが、ズミクロンは静かな描写をするレンズである。
絞り開放では、ふわふわな描写になるが芯は残っていて、
f5.6まで絞ると一気にくっきりとした描写になるが、柔らかさも残っている。

昔のレンズを使う楽しさは、今のレンズでは味わえないような描写をしてくれるからだろう。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    ズミクロン、間違いなく銘レンズですね。
    LマウントのズミクロンをベッサR2Aに付けて使っていましたけど、使いこなせず手放してしまいました。
    買い戻したいレンズの1つです。

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    1. お早うございます。
      Lマウントのズミクロンを使ってられたんですね。
      私も最初は思うように使えなかったのですが、
      少しずつコツが分かってきたかなと思います。
      確かに、買い戻したくなる銘玉ですよね。

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